無人残土セーフティ装置

数年前にケーブルクレーンによる土の運搬作業にて

従来のモッコによる作業では、モッコの跳ね上がりや

玉掛け者への落下災害の恐れがあった為、

「無人残土セーフティ装置」を考案し、

作業の安全性・効率性を向上させました。

 

 

従来のモッコでは、荷物を抜いた時に

モッコの跳ね上がりが発生し、危険です。

また落石などの落下災害も予想されました。

 

 

そこで「無人残土セーフティ装置」による

無人残土セーフティ工法を実施しました。

現場で土を箱に積み込み、おろしてきます。

ケーブルクレーンのエンドレスワイヤーに印をしているので、

その位置で止めます。

あとはスライするだけです。

ゲートの上にあるアングルと箱の下にあるアングルが噛み合います。

さらにスライを続けると、土が自動的にダンプされます。

従来のモッコ作業と比較して

・跳ね上がりによる危険の解消

・道路への落石や落下事故を解消

・玉掛け者の配置不要でコスト削減

・土量が0.5m3多く運べる

「無人残土セーフティ装置」でした。