奥田川3か年緊急対策工事

高知県の一級河川仁淀川水系の奥田川の河川改修工事です。

高知県は、国や市町村と連携し、「豪雨による床上浸水の解消」を

整備目標とし、総合的な治水対策を進めています。

奥田川は仁淀川の支川の一つであり、昭和50年8月の台風5号の洪水では、

237戸の人家が浸水する等、浸水被害がしばしば発生しています。

流域平均降水量は約2500mmで全国平均(約1600mm)の

約1.6倍と多く、全国有数の多雨地帯です。

 

慢性的な浸水被害の軽減を図る為、計画延長約3200mで河川整備を

行っており、下流側約2140mの整備が完了。

現在は上流約1060mの区間を整備しています。

本工事は、昨年度に右岸側の下流、上流部を施工した間の施工となります。

多自然型護岸工(かごマット)を主とし、現在は掘削床掘中です。

降雨災害が無い事を祈り、安全第一で施工しています。

 

安全と 健康こそが 宝です。